読み物 › 2026年11月5日
的中率で見る愛知の高校弓道 県大会と地区大会、男子と女子の違い
このサイトに集めた大会の記録から、大会の種類ごとの平均の的中率を計算しました。県大会に出るチームはどれくらい当てているのか、データで見てみます。
弓道の団体戦は、何本当たったかで勝負が決まります。では、高校生のチームは平均してどれくらい当てているのでしょうか。このサイトに集めた令和4〜8年度の記録から、大会の種類ごとに全チームの平均の的中率を計算しました。
全チームの記録が公開されている大会だけで計算しています(名北・名南・東三河の地区大会は上位の学校しか載っていないため除いています)。地区大会の射数は、記録から推定したものです。
大会ごとの平均の的中率
| 大会 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 県総体(令和5〜8年度) | 47〜50% | 42〜44% |
| 県新人戦(令和4〜7年度) | 34〜50% | 30〜47% |
| 西三河の総体(令和5〜8年度) | 29〜32% | 28〜30% |
| 尾張の総体(令和5〜8年度) | 27〜32% | 22〜26% |
| 知多の総体(令和5〜8年度) | 24〜35% | 19〜26% |
| 西三河の新人戦(令和4〜7年度) | 22〜29% | 22〜24% |
| 尾張の新人戦(令和4〜7年度) | 22〜27% | 19〜22% |
| 知多の新人戦(令和4〜7年度) | 22〜25% | 17〜21% |
分かること① 県大会のチームは「2本に1本」
県総体に出るチームの平均は、男子が5割前後、女子が4割台前半です。地区の総体では全チームの平均が2〜3割なので、県大会に進むチームは地区の平均よりかなり多く当てていることが分かります。地区予選から県大会に進むのは、地区の上位のチームだけだからです。
分かること② 男子のほうが少し高い
ほとんどの大会で、男子の平均が女子より高くなっています。県総体では毎年、男子が女子を3〜8ポイント上回っています。
分かること③ 新人戦は総体より低め
同じ地区で比べると、新人戦は総体より平均が低めです。例えば西三河の男子は、総体が29〜32%、新人戦が22〜29%でした。新人戦は1・2年生の新しいチームで、弓道を始めて1年たっていない選手も多いためだと考えられます。
分かること④ 大会の日の条件で大きく変わる
県新人戦は、年度によって平均が30%台から50%まで大きく変わっています。会場や天気、風などの条件で、全チームの当たりやすさがまとめて変わるためだと考えられます。そのため、別の大会の的中数をそのまま比べるのは難しく、このサイトでは大会の中での偏差値を「強さ」として使っています(「強さランキングの見方」)。
記録に残る高い的中率
県大会の予選で特に的中率が高かったチームです。
- 令和7年度 県総体 女子 豊橋商業:40射36中(90.0%)
- 令和5年度 県新人戦 男子 豊橋商業:40射34中(85.0%)
- 令和6年度 県総体 男子 豊橋商業:40射34中(85.0%)
- 令和5年度 県新人戦 女子 豊橋商業:40射31中(77.5%)
- 令和8年度 県総体 男子 桜丘:40射30中(75.0%)
県大会の平均が5割前後の中で、8〜9割当てるのがどれだけすごいかが分かります。